山形市内の除雪ボランティアを組織化し、市内全域をカバーできる体制を整備します。
除雪は県道なら県が、市道であれば市が除雪を行いますが、除雪車が残した間口の雪や敷地内の除雪は各住戸の住人が行います。当然のことですが、ご高齢の方が体力的に除雪を満足に行えなかったり、除雪中に死傷事故が発生してしまったりする例が後を絶ちません。これは山形市に限った話ではありませんが、玄関先の除雪ができず、買い物や病院への外出が困難になってしまう方も増えています。
現在、山形県にも除雪ボランティアは存在していますが、組織的に市内全域をカバーするには至っていません。お隣福島県の会津若松市では、市が主導して間口除雪を行うボランティア組織が立ち上がりました。市からの助成金を得て、同組織は市内全域の除雪ボランティアをカバーすることができる組織となりました。
高齢化が進む中でも山形市を安心して住める街にするため、除雪ボランティアの組織化が必要です。