車窓から霞城公園の桜が楽しめます

JR東日本の山形駅―北山形駅間では2023年4月6日から4月12日までの7日間、桜の開花にあわせて一部列車で速度を落として運転し、車窓から霞城公園の桜が楽しめます!!

今年は早くから暖かくなり、3月30日には山形市で桜の開花が宣言されました。そろそろかなとは思っていましたが、気づけばもう色々なところで桜が咲いていました。言わずと知れた山形の桜の名所である霞城公園ではJR奥羽本線(仙山線、左沢線も並走)が公園に隣接して東大手門橋の下を走っています。毎年桜の時期には多くの方が訪れる霞城公園ですが、新型コロナウイルス流行時は入場が制限され公園内で花見を楽しむことができませんでした。感染対策をした上で自由に花見ができるようになるといいですね。

実は私も車掌時代にこの区間の乗務経験があります。霞城公園の紹介と速度低下のアナウンスをすると乗客の方が外を眺めたり、写真を撮ったりされていました。そして同時に霞城公園の東大手門橋の上からも列車と桜を一緒に収めようとたくさんの方がカメラを構えているのが目に入りました。そんな注目度の高い桜スポットです。

通常の速度ではすぐに着いてしまう区間ですが速度低下により少しばかり花見気分を味わうことができると思います。特に山形行きにご乗車の際は桜が過ぎるとすぐに終着なのでお忘れ物なさいませんようお気を付けください!

なお、速度低下運転は全ての列車が対象というわけではありませんのでご了承ください。