4月11日はJR山形駅の開業日です。1901年(明治34年)4月11日に開業しました。そこから何度か改築を重ね、今の駅舎は平成5年に完成した4代目だそうです。現在の駅舎が全面営業を開始したのは平成5年(1993年)のことだそうなので、今年で30周年になるのですね。
元々山形駅は当時の繁華街に設置されたわけではありませんでした。走っていたのは電車でなく蒸気機関車。さらに駅周辺には鉄道関連の施設を建てるため、広大な土地が必要です。そこから東口側に駅前通りが作られ、次第に駅前の街が発展していきました。
しかし西口側は長らく鉄道関連施設や工場があり、いわゆる駅裏のような存在。西口の再開発が本格化したのは2000年前後。「かじょせん」と呼ばれ親しまれている霞城セントラルも2001年1月1日にオープンしました。ここ最近でもやまぎん県民ホールやメトロポリタン山形南館ができました。また、東口側と西口側を結ぶアンダーパスも完成し、山形駅周辺は絶えず変わり続けています。
私は観光的な視点から、山形駅周辺から七日町方面への中心市街地をより活性化したいと考えています。理想を言えば山形駅で降り立った観光客が歩きながら七日町方面に行く際に立ち寄れるお店を増やしたいと思います。
まずその一歩として、私は山形駅付近にラーメン通りを作りたいと考えています。山形には村山・最上・置賜・庄内と各地方に特徴を持ったおいしいラーメンが存在します。各地のラーメンが一堂に会する場所を山形駅付近に作れたら…。もちろん観光客だけでなく、地元の方にも来ていただきたいです。
駅周辺の開発はすぐにできることではなく、決まるまでも時間がかかり、決まってから取りかかるまでも時間がかかります。中心市街地の課題は観光だけでなく、居住人口や県庁所在地としての街の評判等にも密接に関わってくるため将来に向けた重要な問題です。まだまだ勉強不足ではありますが、私たちの世代が時間をかけて街の魅力をさらにアップできるように継続的にこの課題に取り組んでまいります!
より良い市政に出発進行!!