本日3月18日はJRのダイヤ改正が行われました。今回私が注目したのは2つの新しい駅が誕生したことです。
千葉県には京葉線「幕張豊砂(まくはりとよすな)駅」
そして岩手県の田沢湖線には「前潟(まえがた)駅」が開業しました。
前潟駅は盛岡駅の隣の駅に位置します。周辺にはイオンモールなどの商業施設があり、多くの利用客を見込んでいます。地元住民からの要望を受けて盛岡市がJR東日本に設置を要望し、市が事業費を負担して作った請願駅だそうです。山形県でも2015年に開業した奥羽本線の天童南駅が請願駅に当たります。
はるか昔に路線ができてから時代と共に周囲の状況も様変わりし、沿線の発展によって新たな需要が生まれることがあります。また、新幹線開業時には新しくできた駅を中心に新たな街が形成されることもあります。今回もそのような時代の変化に合わせて新駅が開業しました。
しかし、駅を作って終わりではなく、継続して利用してもらうこと。そして駅を中心にバスやタクシーなど様々な公共交通を結びつけ、福祉施設や商業施設をつなぎ、街を発展していくことが求められます。
私も山形市の南部、南沼原地区に新しい駅を開業させたいと考えています。決して簡単なことではありませんが、新駅を拠点に二次交通を充実させ、ずっと安心して暮らせるまちづくりを目指します。